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CT

CTの原理とCT値(ハウンスフィールド単位)

CT(Computed Tomography)は、いろいろな方向からX線を当て、組織ごとの X線の吸収(減弱)の差 をコンピュータで計算して断層像を作ります。その各画素の明るさを表すのが CT値 です。

CT値(HU)とは

CT値は、水を 0、空気を −1000 と定めた相対的な値で、単位は HU(Hounsfield Unit:ハウンスフィールド単位) です。組織のX線減弱係数 μ\mu を、水を基準にして次のように数値化します。

CT=1000×μμwaterμwater\mathrm{CT値} = 1000 \times \frac{\mu - \mu_{\text{water}}}{\mu_{\text{water}}}
  • CT値が高いほどX線をよく吸収する(白く描かれる)。
  • CT値が低いほどX線を通す(黒く描かれる)。

組織ごとの代表的なCT値

組織ごとのCT値のおおよその位置 CT値のスケール上で、空気が約−1000、脂肪が約−100、水が0、軟部組織が約+40、骨が約+1000に位置することを示した図。 −1000 −500 0 +500 +1000 空気 脂肪 水(0) 軟部組織 CT値(HU):高いほど白く、低いほど黒く
図:組織ごとのCT値のおおよその位置。空気 約−1000/脂肪 約−100/水 0/軟部 約+40/骨 約+1000。

おおよその目安は、空気 約−1000/脂肪 約−100〜−50/水 0/軟部組織 約+40/血液 約+50/骨 数百〜+1000以上 です(代表値は組織・条件で変わります)。

試験で問われやすいポイント

  • CT値は 水=0、空気=−1000 の相対値。単位は HU
  • CT値が高い=白い(高吸収)/低い=黒い(低吸収)
  • 代表値:空気−1000、水0、骨+1000前後。

まとめ

  • CTは X線の吸収の差 を画像化し、各画素を CT値(HU) で表す。
  • 基準は 水0・空気−1000。高いほど白い。
  • 実際の見え方は、次の ウィンドウ の設定で決まります。
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