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CT

CTのウィンドウ(ウィンドウ幅・ウィンドウレベル)

CT値は −1000 から +1000 以上まで、とても広い範囲をとります。これをそのままモニタに出しても、人の目では細かい差を見分けられません。そこで、「どのCT値の範囲を、どんな濃淡で表示するか」 を決めるのが ウィンドウ です。

ウィンドウレベル(WL)とウィンドウ幅(WW)

  • ウィンドウレベル(WL):表示する範囲の 中心のCT値
  • ウィンドウ幅(WW):表示する CT値の幅
ウィンドウの仕組み 横軸をCT値、縦軸を表示の明るさとした図。ウィンドウより低いCT値は真っ黒、高いCT値は真っ白、ウィンドウの中だけが濃淡で表示されることを示す。 CT値 WL(中心) ウィンドウ幅 WW 真っ黒 真っ白
図:ウィンドウより低いCT値は真っ黒、高いCT値は真っ白。ウィンドウの中だけが濃淡で表示される。

ウィンドウの外側は、低いほうが真っ黒、高いほうが真っ白になり、差は見えません。ウィンドウの中だけが濃淡(グレー)で表示されます。

広げる・狭めるとどうなる

  • WWを狭くする → 狭いCT値範囲に濃淡を割り当てるので、小さなCT値差まで見える(コントラスト強調)。ただし範囲外は白黒につぶれます。
  • WWを広くする → 広い範囲が一度に見えるが、コントラストは下がる

部位ごとに、見たい組織に合わせた条件を使い分けます(例:肺野条件・縦隔条件・骨条件・脳条件など)。具体的な数値は装置・施設で異なります。

試験で問われやすいポイント

  • WL=表示範囲の中心、WW=表示範囲の幅
  • ウィンドウの外は 真っ黒/真っ白につぶれる。
  • WWを狭く=コントラスト強調広く=広範囲だが低コントラスト

まとめ

  • ウィンドウは「広いCT値のどこを、どんな濃淡で表示するか」を決める設定。
  • WL(中心)とWW(幅) で調整する。
  • WWを 狭めるとコントラスト強調広げると広範囲。部位ごとに使い分ける。
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