コリメータの種類と分解能・感度のトレードオフ
コリメータは、決まった方向のγ線だけを通す ことで方向の情報を与えます。その設計が、画像の 分解能 と 感度 を決めます。
コリメータの種類
- 平行多孔コリメータ:穴がまっすぐ平行。もっとも一般的で、等倍で写します。
- ピンホールコリメータ:1つの小さな穴。拡大 して写せ、甲状腺など小さい臓器 に向きます。
- コンバージング(収束)/ダイバージング(拡散):穴が集まる・広がる形で、視野や倍率を調整します。
また、扱うγ線のエネルギーに合わせて、低エネルギー用・中エネルギー用・高エネルギー用(隔壁が厚い)を使い分けます。
分解能と感度はトレードオフ
- 穴が細く・長い(隔壁が長い) → 分解能↑・感度↓。
- 穴が太く・短い → 感度↑(カウントが多い)・分解能↓。
目的(細かく見たいか、短時間で多く撮りたいか)に応じて選びます。
試験で問われやすいポイント
- 種類:平行多孔(標準)・ピンホール(拡大・小臓器)・収束/拡散。
- 分解能と感度はトレードオフ。細く長い穴=高分解能・低感度。
- γ線のエネルギーに合わせて 低・中・高エネルギー用 を選ぶ(高エネは隔壁が厚い)。
まとめ
- コリメータは方向を選び、分解能と感度 を決める。
- 細い穴=高分解能・低感度、太い穴=高感度・低分解能。
- 種類とエネルギーを目的に合わせて選ぶ。