核医学の被ばくと管理(外部・内部被ばく・汚染対策)
核医学は 非密封の放射性物質(放射性医薬品) を扱うため、体外からの 外部被ばく に加えて、体内に取り込む 内部被ばく(汚染) への対策が特有です。
外部被ばくと内部被ばく
- 外部被ばく:体外の線源(薬剤・患者)からのγ線。距離・時間・遮蔽(防護三原則)で減らします。
- 内部被ばく:放射性物質を 吸入・経口・傷口 から体内に取り込むこと。汚染を防ぐ(手袋・防護衣・換気・手洗い)のが基本です。
患者自身が線源になる
投与後の患者からは放射線が出ます。患者との距離・接する時間 に配慮し、排泄物(尿など) にも放射性物質が含まれるため取り扱いに注意します。体内の量は 実効半減期 で減っていきます。
管理のポイント
- 管理区域 を定め、立ち入りや持ち出しを管理。
- 汚染検査(サーベイメータ・スメア法) で汚染を確認。
- 放射性廃棄物 は基準に従って保管・減衰(半減期待ち) ・処理。
- 個人被ばく線量を 線量計 で測定・記録。
試験で問われやすいポイント
- 核医学は 非密封線源 → 内部被ばく(汚染) 対策が特有。
- 外部=距離・時間・遮蔽、内部=汚染防止(手袋・換気)。
- 投与後の患者・排泄物も線源。実効半減期で減衰。
- 管理区域・汚染検査・廃棄物の 減衰保管 が基本。
まとめ
- 外部被ばくは 三原則、内部被ばくは 汚染防止 で対策。
- 患者・排泄物も線源 になる点が核医学の特徴。
- 汚染検査・廃棄物管理など、非密封線源の管理 を押さえる。