本文へスキップ
核医学・RI

ガンマカメラの構造(コリメータ・シンチレータ・PMT)

ガンマカメラ(シンチレーションカメラ) は、体内の放射性医薬品から出る γ線 を捉えて画像にする装置です。アンガー型ともいいます。

基本構造

ガンマカメラの構造 下の患者から出たγ線が、コリメータの穴(垂直方向)を通り、シンチレータで光に変わり、PMTで増幅され、位置演算で画像になる流れを下から上へ示した図。斜めのγ線は隔壁に吸収される。 ④ 位置演算 → 画像 ③ PMT ② シンチレータ NaI(Tl) ① コリメータ 患者(体内の線源)
図:γ線はコリメータの穴(垂直方向)だけを通り、シンチレータ(NaI)で光に、PMTで増幅され、位置演算で画像になる(斜めのγ線は隔壁に吸収)。

各部の役割

  • コリメータ:鉛の隔壁(セプタ)に細かい穴をあけたもの。決まった方向(多くは垂直)のγ線だけを通し、向きの情報を与えます。画像の 分解能と感度 を大きく左右します(→コリメータの種類)。
  • シンチレータヨウ化ナトリウム(NaI(Tl)) が代表。γ線を受けると 光(シンチレーション) を出します。
  • 光電子増倍管(PMT:Photomultiplier Tube):弱い光を 電気信号に変えて大きく増幅 します。
  • 位置演算回路:複数のPMTの信号から、発光した位置(γ線が来た位置)を計算 して画像にします(アンガー方式)。

試験で問われやすいポイント

  • 流れは コリメータ → シンチレータ(NaI) → PMT → 位置演算
  • コリメータ=方向の選別(分解能・感度を左右)。
  • シンチレータ(NaI)=γ線を光にPMT=光を電気に増幅
  • 位置演算は アンガー方式(複数PMTから発光位置を計算)。

まとめ

  • ガンマカメラは γ線を画像化 する装置。
  • コリメータ・シンチレータ(NaI)・PMT・位置演算 が基本構成。
  • とくに コリメータ が画質(分解能・感度)の鍵。
← トップに戻る | 核医学・RIの記事一覧