撮影条件(管電圧kV・管電流時間積mAs)と画像
一般撮影では、管電圧(kV) と 管電流時間積(mAs) が基本の撮影条件です。それぞれ画像への効き方が違います。
kVはコントラスト、mAsは濃度・ノイズ
管電圧(kV)
kVは X線の線質(エネルギー) を決めます。
- 高kV → 透過力が上がり、コントラストは下がる(なだらかな階調)。被ばくは抑えやすいが、散乱線は増える。
- 低kV → コントラストが上がる(メリハリ)。ただし透過しにくく、被ばくは増えやすい。
管電流時間積(mAs)
mAsは X線の量(線量) を決めます(管電流 mA × 時間 s)。
- 高mAs → 濃度(明るさ)が上がり、ノイズ(ざらつき)が減る。ただし 被ばくが増える。
- ノイズは線量の平方根に関係し、ノイズを半分にするにはmAsを約4倍 にします。
必要な画質(コントラスト・ノイズ)と被ばくのバランスで、kVとmAsを選びます。
試験で問われやすいポイント
- kV=線質・コントラスト(高kVで低コントラスト・透過↑)。
- mAs=線量・濃度・ノイズ(高mAsで濃度↑ノイズ↓・被ばく↑)。
- ノイズを半分にするには mAsを約4倍。
- 高kVは散乱線が増える点にも注意。
まとめ
- kVはコントラスト(線質)、mAsは濃度・ノイズ(線量) を主に決める。
- 高kVで低コントラスト、高mAsで低ノイズ・高被ばく。
- 画質と被ばくのバランスで条件を選ぶ。