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血管造影・IVR

血管形成術・ステント(PTA・PTCA)

血管形成術(PTA:Percutaneous Transluminal Angioplasty:経皮的血管形成術) は、動脈硬化などで 狭くなった血管をバルーンで広げる 治療です。広げた状態を保つために ステント を入れることもあります。

拡張からステント留置まで

血管形成術とステント留置 狭窄した血管にバルーンを入れ、ふくらませて広げ、ステントを留置して開いた状態を保つ流れを示した図。 ①狭窄+バルーン ②バルーンで拡張 ③ステント留置
図:狭窄部にバルーンを入れて広げ、ステントで開いた状態を保つ。
  1. 狭窄部にバルーンカテーテルを位置 させる。
  2. バルーンをふくらませて 血管を広げる(プラークを押し広げる)。
  3. 必要に応じて ステント(網状の筒)を留置 し、開いた状態を保つ。

冠動脈の場合(PTCA・PCI)

心臓の冠動脈に対して行う場合は PTCA(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty:経皮的冠動脈形成術) と呼びます。ステント留置を含めた治療全体は PCI(Percutaneous Coronary Intervention:経皮的冠動脈インターベンション) といいます。

ステントの種類と再狭窄

  • BMS(Bare-Metal Stent:金属ステント):金属だけのステント。
  • DES(Drug-Eluting Stent:薬剤溶出性ステント):再狭窄を防ぐ薬を表面から出す。現在の主流。
  • 再狭窄:治療した部位が再び狭くなること。DESや 抗血小板薬 で予防する。

注意点

  • 血管解離・破裂:拡張で血管壁が傷つくことがある。
  • 遠位塞栓:削れたプラークが先に飛ぶ。
  • ステント留置後は 抗血小板薬 の内服が重要(血栓予防)。

試験で問われやすいポイント

  • PTA=バルーンで狭窄を拡張。冠動脈は PTCA/PCI
  • ステントで開存を維持。DES(薬剤溶出性) が再狭窄予防の主流。
  • 合併症は 解離・破裂・遠位塞栓。留置後は 抗血小板薬

まとめ

  • 血管形成術は バルーンで血管を広げる 治療。
  • ステント(特にDES) で再狭窄を防ぎ開存を保つ。
  • 解離・遠位塞栓などに注意し、留置後は抗血小板薬を続ける。
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